あどりぶシネ倶楽部 (小学館文庫) 価格: 550円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 発表されてから20年もの歳月が流れたにもかかわらず、 クリエイターを目指す若者たちの群像劇として 今なおまったく色褪せることのない傑作である。 作者の学生時代の友人として、現在も活躍する 美樹本晴彦や河森正治らが挙げられるが 彼らとの学生生活が色濃く反映されているのであろう。 内容は大学の8ミリ映画の同好会を舞台にした 人情あり友情あり愛情ありの群像劇で 読み直してみると、バブル前夜の世相も良く伺える。 オーソドックスなストーリー構成ではあるが |
あどりぶシネ倶楽部 (ビッグコミックス) 価格: 509円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 大学の映研における人間模様を描いており、金がないけど、自由で、毎日が楽しそうで、でも時折苦々しい彼らの描写には、共感やら羨望やら色々な思いが巡ります。安っぽい言い方かもしれませんが、青春とはこういうものなんだろうと感じました。とても好きなマンガで、もう15年ほど所有しており、折りにふれて読んでいますが、まったく手放す気になれません。ただ、人に薦めても反応がイマイチなので(多分地味だから)、読み手を選ぶ作品なのでしょう。 |
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